ホンダは10月20日、新型『シビック セダン』の生産を、カナダ・オンタリオ州のホンダ・オブ・カナダ・マニュファクチャリング(HCM)で開始した。
新型は10世代目モデル。歴代『シビック』で初めて、生産は北米の製造拠点が主導する形を取る。
ホンダはカナダのHCMを、新型シビックの世界のマザー工場に位置付け。新型はホンダの世界11工場で組み立てられる予定だが、生産工程および技術面に関しては、HCMが責任を持つ。
また、北米向けの新型シビックは、米国インディアナ州のグリーンズバーグ工場でも、生産を行う計画。米国とカナダでは11月、販売を開始する。
HCMのダン・スミス社長は、新型シビック セダンのラインオフに際して、「10世代目シビックが、運転する楽しさや燃費、安全性などの面で、コンパクトカーの新基準を打ち立てるだろう」と自信を示している。