イタリアの自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)が5月、トルコで開催されたイスタンブールモーターショー15で初公開した新型車のプロトタイプ、『AEgea』。同車の市販版が、間もなく登場する。
AEgeaは小型の4ドアセダン。デザインは、イタリアのFCAスタイルセンターが担当。開発はトルコのR&D部門で行われ、トルコのトファスの工場で組み立てられる計画。
ボディサイズは、全長4500×全幅1780×全高1480mm、ホイールベース2640mm。室内は、大人5名が乗車するのに充分な空間を備え、トランク容量も510リットル(VDA計測法)を確保している。
パワートレインはガソリン2、ターボディーゼル2の合計4エンジン。最大出力は95hpから120hpまで。ディーゼルは25km/リットルの燃費性能で、フィアットによると、シティカーの『パンダ』並みという。
フィアット・トルコは9月中旬、公式サイトを通じて、AEgeaの市販モデルの予告イメージを配信。11月の販売開始に向けて、着々と準備を整えている。