25日に開幕した2015F1日本GPは27日に閉幕。決勝日は8万5000人が来場、3日間で16万5000人を動員した。
金曜日はあいにくの雨となってしまったが、土曜、日曜に向かうにつれ天気は好転。1年に一度のF1日本GP観戦を楽しみにしていた多くのファンで賑わった。決勝日は大台の10万人越えはならなかったものの、昨年よりも6000人多い来場。またシルバーウィーク直後で翌日が平日などカレンダー的に厳しい状況があった中にも関わらず、場内は終日大盛り上がりだった。
今年はイベントステージでのコンテンツが充実。これまでには例のない各チームのドライバーがトークショーに登場。3日間にわたりステージ前は黒山の人だかりとなった。
またマクラーレン・ホンダは専用のステージでアピアランスを行い、金曜日にはフェルナンド・アロンソ、土曜日にはジェンソン・バトンが登場。ホンダの地元レースとあってファンも盛り上がり、ドライバーたちも笑顔で声援に応えていた。
レース後、メインゲートには「来年も鈴鹿で!」という横断幕が設置され、場内スタッフがチェッカーフラッグを振ってファンをお見送り。サーキットを離れるのが名残惜しいというファンも多く、暗くなって閉園の時間を迎えるまで記念撮影をするなど、最期の瞬間まで“鈴鹿F1”の雰囲気に酔いしれていた。