【フランクフルトモーターショー15】フォードの小型ピックアップ、レンジャー 改良新型…欧州仕様を初公開

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フォード レンジャー 改良新型
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米国の自動車大手、フォードモーターは9月10日、ドイツで9月15日に開幕するフランクフルトモーターショー15において、改良新型『レンジャー』の欧州仕様車を初公開すると発表した。

改良新型レンジャーは3月、タイで開催されたバンコクモーターショー15でワールドプレミア。レンジャーは、フォードの主力小型ピックアップトラック。現行レンジャーは、タイ工場など世界3拠点で生産。欧州をはじめ、世界100以上の市場で販売されるグローバルモデル。

バンコクモーターショー15では、現行レンジャーが初の大幅改良を実施。外観はフロントを中心に手を加え、表情を一新。2014年秋、中国で発表されたSUV、新型フォード『エベレスト』と共通イメージの最新フォード顔に生まれ変わった。

室内は、質感や機能性を向上。車載コネクティビティでは、最新の「SYNC2」を設定した。レーンキーピングエイドやアダプティブクルーズコントロールなど、安全装備も充実させた。

この改良新型レンジャーの欧州仕様車が、フランクフルトモーターショー15で初公開される予定。ディーゼルは2.2リットルと3.2リットル。とくにディーゼルの2.2リットルは、最大出力を従来比で5-10ps引き上げながら、欧州複合モード燃費15.4km/リットル、CO2排出量171g/kmの環境性能を実現している。

《森脇稔》

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