8月にジャカルタ市内のJIエキスポで開催された「インドネシア・インターナショナル・モーターショー(IIMS)」にはイタリアの2輪メーカー、イタルジェットも出展。電動アシスト自転車のショーモデルをワールドプレミアした。
イタルジェットは独創的なフロントサスペンションを持つスクーターの『ドラッグスター』シリーズで日本でも知られるブランドだ。2014年に電動アシスト自転車市場への参入をアナウンスし、すでにビンテージ感覚のモデルを発売中。
IIMSではそれに加え、ワールドプレミアとなるショーモデル『MANTRA(マントラ)』を公開。ラインナップのクラシックでラグジュアリーなイメージをさらに印象づけ、優雅さすらも感じさせるデザインとなっている。
マントラは基本的にクラシック・モーターサイクルのイメージでデザインがまとめられている。フレームはクロームめっきが施され、バッテリーケースやサドル、ハンドルグリップなどにはレザーを使用。
いっぽうスプリンガーフォークを採用していながらスプリングが露出しないダンパーを採用するなど、モダンな表現も盛り込まれているのがおもしろい。
実際にマントラには、最新の電動アシスト自転車のメカニズムが搭載されているという。ちなみに日本以外での電動アシスト自転車は、ペダルを漕がずとも電動走行可能な場合が多い。マントラのスペックは公表されていないが「モーターだけでも走行でき、その場合の最高時速は25km/h」とのことだ。