ホンダはスポーツカータイプのハイブリッドカー『CR-Z』で2回目となるビッグマイナーチェンジを行い、10月19日から販売を開始すると発表した。
今回の改良ではヘッドライトやグリルを始めとする外観デザインを変更するとともに、レバー式のサイドブレーキを廃止して電子制御パーキングブレーキ採用したことなどが特徴。
CR-Zの開発責任者を務める本田技術研究所の鳥飼輝一主任研究員は「CR-Zを最初に出した時からアームレストが欲しいというお客様が非常に多かった。前回のマイナーチェンジの時にもそういう情報は我々も持っていたので一応検討したが、サイドブレーキがあるとどうしてもケンカしてしまって、なかなかうまくいかなかった」と明かす。
その上で「今回のビッグマイナーチェンジをスタートした時に、『ヴェゼル』で電子制御パーキングブレーキが採用された。あれをうまく使えばアームレストもできるし、時代の流れでいうと電子制御パーキングブレーキも当たり前になっていくだろうし、お客様の価値観に訴えるという思いもあって付けた。実際につけてみると非常に便利」と話していた。