リニア新幹線のホームを想像して…愛知の乗り物の歴史、大村知事がアピール

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リニア中央新幹線地下ホーム設置予定地の直上に立つ(太閤通口交差点から)
  • リニア中央新幹線地下ホーム設置予定地の直上に立つ(太閤通口交差点から)
  • 愛知県イベントで報道陣を前に地元の魅力を伝える大村秀章愛知県知事(7月31日、東京)
  • リニア中央新幹線の計画イメージ
  • 愛知県イベントで報道陣を前に地元の魅力を伝える大村秀章愛知県知事(7月31日、東京)
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  • 名古屋駅の新幹線ホーム新大阪寄りからリニア中央新幹線の地下ホーム位置を見下ろす
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  • リニア中央新幹線地下ホーム設置予定地の直上に立つ(名古屋駅の新幹線ホームから)

「名古屋に遊びにきたら、太閤通口交差点を歩いてみて」…7月31日、東京で開かれた愛知県イベントで、県関係者はそう話した。その場所は新幹線の新大阪寄り先頭車が見えるエリアで、彼は「リニア中央新幹線の地下ホームを地上から想像してみて」と続けた。

名古屋駅直下にできるリニア中央新幹線の地下ホームやレールは、地上から約30m付近に敷かれる予定で、「大深度地下は活用しない」(名古屋市など)という。

県関係者は、「リニアのホーム位置は、太閤通口交差点の直下にあるイメージ。地下鉄桜通線に平行するようにホームが設置され、新たなターミナルも建てられる構想」と話していた。

太閤通口交差点は、東海道新幹線ホームの新大阪寄りからも見下ろせる。県関係者は「新幹線ホームから、森に囲まれた換気口が見えるはず。その先に河合塾のビルと、ビックカメラがある。その間の地下にリニアのホームが敷かれるイメージ。名古屋メシを探しながら、リニアの位置を想像して歩くとおもしろい」とも話していた。

名古屋駅の東側、桜通口に出て中央郵便局交差点に立つと、2017年春の開業を目指して建設中のJRゲートタワーが見える。「このビルの地下にはリニア用のスペースがすでにあるだろう」と県関係者。7月22日には、このJRゲートタワーにビックカメラやユニクロなどが出店することが発表された。

7月31日のイベントで、愛知県知事の大村秀章氏は「トヨタ博物館のオールドカーやFCV(燃料電池自動車)、そしてMRJ(三菱リージョナルジェット)、さらに蒸気機関車や路面電車、リニモにリニア・鉄道館と、愛知には乗り物の歴史と未来がいっぱいある。日本一の産業圏を誇る愛知県に、ぜひ来てもらって、ゆっくりめぐってほしい」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

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