米国の自動車最大手、GMのGMCブランドは7月15日、『シエラ』の2016年モデルを発表した。
シエラは、GMCブランドのフルサイズピックアップトラック。現行型は2013年1月、デトロイトモーターショー13で発表された。米国ではフォードモーターの『Fシリーズ』やFCA USの『ラム』、トヨタ『タンドラ』などど、競合関係にある。
またシエラは、シボレーブランドのフルサイズピックアップトラックで、GMの米国最量販車、『シルバラード』の兄弟車でもある。シエラとシルバラードの違いは、フロントマスクなどの内外装で、基本メカニズムは共用している。
GMCは今回、シエラの2016年モデルを発表。新デザインのLEDヘッドライトと、C型のLEDデイタイムランニングライト、LEDフォグランプなどが採用された。テールランプもC型のLEDタイプに。フロントグリルはメッキが強調された大型デザインで、押し出し感を増している。
エンジンなどの詳細は、現時点では未公表。従来モデルは、4.3リットルV型6気筒ガソリン、5.3リットル/6.2リットルV型8気筒ガソリンの全3エンジンに、気筒休止システムと直噴システムを採用。「エコテック3」と呼ばれる新エンジンを搭載していた。