ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ、世界に75台を納車「生産追いつかない」

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ランボルギーニウラカン LP 620-2スーパートロフェオ
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「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」のアジアシリーズ2015が富士スピードウェイで開幕戦を迎えた。今年から参加車両に『ウラカン LP 620-2スーパートロフェオ』が登場した。

昨年までのメインマシンは『ガヤルドLP 570-4スーパートロフェオ』で、こちらは4WDであるのに対し、ウラカン LP 620-2スーパートロフェオは2WDを採用している。

その理由について、アウトモビリ・ランボルギーニ・研究・開発部門取締役のマウリッツィオ・レッジャーニ氏は、「ユーザーの要望に応じた」と述べる。つまり、各国のGTレースのレギュレーションによっては4WDでは参戦出来ないところがあるのだ。そのために、「なるべくたくさんのレースに参戦したいというユーザーの要望から、今回は2WDにした」という。

実は、過去にユーザーがモディファイをして参戦したケースもあった。レッジャーニ氏は、「そうすると我々ではコントロール出来なくなってしまうので、それを避けるためにも2WDを採用したのだ」と明かした。

さて、現在ウラカン LP 620-2スーパートロフェオはスーパートロフェオアジアシリーズとともに、ヨーロッパとアメリカで参戦しており、全部で75台がデリバリーされた。ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオグローバルコーディネーターのクリスティアーノ・インヴェルニ氏は、「その台数のほとんどがレースに参戦しており、コレクターの手に渡ったのはわずかだ。28台がヨーロッパのレースで。18台がアメリカ、17台がアジアで走っている」と説明。

そして、「現在多くの問い合わせがあり、生産が追い付かない状態だ。これから順次配車をしていく。また、コレクターからも注文があるが、まずはレースに参戦する分を配車したいので、コレクターには少し待ってもらっている」とコメントした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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