【ルマン24時間 2015】9時間経過…順調だった17号車ポルシェにペナルティ、トップ5台接戦に

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17号車ポルシェ
  • 17号車ポルシェ
  • 18号車ポルシェ
  • 19号車ポルシェ
  • 9号車アウディ
  • ポルシェ 919ハイブリッド
  • アウディ R18 e-tronクワトロ
  • トヨタ TS040ハイブリッド
  • 22号車日産

2015年のルマン24時間耐久レースはスタートから9時間が経過。すっかり日が暮れてナイトセッションに突入したが依然としてポルシェとアウディの緊迫したトップ争いを展開。ピットインのたびに順位が入れ替わる緊迫したものになっている。

ナイトセッションが近づくにつれ、ここまで好調だった2メーカーにもルマンの魔物が襲い掛かる。18号車ポルシェ(R・デュマ/N・ジャニ/M・リーブ)がフロントカウルを破損するアクシデントに見舞われ緊急ピットイン。パーツをそのまま交換するだけだったため大きなタイムロスにはならなかったが、順位を5番手まで落としてしまう。また序盤のタイヤパンクから復帰し2番手まで追い上げてきていた7号車アウディは無線のトラブルが発生。コースの一部では全く無線が使えない事態に陥った。それでも両陣営とも周回を重ね、ライバルとの一進一退の攻防戦に臨んでいた。

ところが、あたりが暗くなり完全にナイトセッションとなった8時間30分付近に大きなニュースが飛び込んでくる。ここまで快調にトップをキープしていた17号車ポルシェ(T・ベルンハルト/M・ウェバー/B・ハートレー)がイエローフラッグ区間中で他車を追い抜いたとして1分のストップ&ゴーペナルティを科せらる。これでトップから一転し4番手へ転落してしまった。またLMP2クラストップを快走していた47号車KCMG(M・ホーソン/R・ブラッドレー/N・ラピエール)にもピット作業で違反があったとして1分のストップ&ゴーペナルティが科せられている。

スタートから9時間を経過した現在は19号車ポルシェ(N・ヒュルケンベルグ/E・バンバー/N・タンディ)がトップへ浮上。6秒差で9号車アウディが(F・アルブケルケ/M・ボナノミ/R・ラースト)、23秒差で7号車アウディ(M・ファスラー/A・ロッテラー/B・トレルイエ)が追いかけている。トップ5台が同一周回で走行を続けており、今後も一つのミスやアクシデントで順位が入れ変わりそうだ。

2015 ルマン24時間レース 決勝9時間経過
1. #19ポルシェ(140周)
2. #9アウディ(+6.0秒)
3. #7アウディ(+23.1秒)
4. #17ポルシェ(+1分50秒)
5. #18ポルシェ(+2分48秒)
6. #8アウディ(1周遅れ)
7. #2トヨタ(3周遅れ)
8. #1トヨタ(6周遅れ)
9.#12レベリオン(7周遅れ)
10. #13レベリオン(10周遅れ)


21. #22日産(19周遅れ)
42. #23日産(27周遅れ)
48. #21日産(35周遅れ)

《吉田 知弘》

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