JR西日本は6月5日、広島地区の227系電車を7月4日に追加投入すると発表した。運用範囲はこれまでと同じだが、227系の使用列車は現在より1~2割程度増える。
227系は、今年3月14日のダイヤ改正にあわせて営業運行を開始した新型車両。車内外とも「広島らしさを象徴」する赤をベースにしたデザインでまとめられており、「Red Wing」の愛称が付けられている。
現在の227系の運用範囲と運行本数(全列車に占める使用割合)は、山陽本線の糸崎~広島間が12本(8%)、広島~岩国間が22本(13%)、呉線の三原~広間が9本(17%)、広~海田市間が40本(30%)となっている。
運用範囲は7月4日以降も変更しないが、運行本数は糸崎~広島間が28本(19%)、広島~岩国間が47本(27%)、三原~広間が21本(40%)、広~海田市間が60本(45%)に拡大。JR西日本は227系の追加投入により「さらなる快適性の向上を図る」としている。