ポルシェ のルマンレーサー、919ハイブリッド…3色の新カラーで登場

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ポルシェ 919ハイブリッド
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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは5月26日、6月のルマン24時間耐久レースに参戦する『919ハイブリッド』の正式カラーリングを初公開した。

919ハイブリッドは、ルマン24時間耐久レースやWEC(世界耐久選手権)の最高峰、「LMP1」クラスに参戦するために開発された新型レーシングカーで、2014年に実戦デビュー。

919ハイブリッドのパワートレインの特徴は、エンジンが、直噴4気筒ガソリンであるという点。2014年、WECのレギュレーションは大きく変更。ポルシェ919ハイブリッドの4気筒ガソリンエンジンは、燃費規制が厳しくなる新レギュレーションに対応して、一気にダウンサイジングを図った。

919ハイブリッドには、高効率の高性能ハイブリッドシステムを採用。直噴4気筒ガソリンエンジンと2つのエネルギー回生システムで構成される。回生されたエネルギーはバッテリーに蓄えられ、これをドライバーの操作によって引き出す。パワフルな電気モーターが、前輪への駆動力をアシストする仕組み。

今回、ポルシェは、6月のルマン24時間耐久レースに参戦する919ハイブリッドの正式カラーリングを初公開。2年目となる2015年のルマンには、3台の919ハイブリッドを投入するが、3台のマシンの色を、赤、黒、白、に変えた。

ポルシェによると、赤は45年前にルマンでポルシェに初勝利をもたらした『917KH』の伝統を受け継ぐ色。黒は、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースで市販車最速タイムを打ち立てた『918スパイダー』と同じ色で、ポルシェの技術力を表すカラー。白は、ドイツのレーシングカーの定番色で、昨年のルマンへの16年ぶりの復帰を意味しているという。

《森脇稔》

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