25日から上海で開かれるCESアジアを目前にして、メルセデスベンツは前日の24日にプレスカンファレンスを開いた。
上海科技館(Shanghai Science & Technology Museum)の一角を貸し切って行われたカンファレンスでは、大勢の報道関係者が見守る中、北京メルセデスベンツセールスサービスのNicholas Speeks社長とDuan Jianjun副社長が登壇。メルセデスベンツの歴史から、同ブランドが描く自動車の未来の形として、自動運転技術を紹介した。
そして、中国ダイムラーの取締役であるHubertus Troska氏がステージ上の『F 015』を紹介。F 015は今年の1月にラスベガスで開かれたCESで初公開、上海モーターショー15でも公開されたコンセプトカー。完全自動運転で、前席と後席が向き合う形になっているのが特徴。
会場では自動運転シミュレーターや自動運転機能が付いた車両を展示。また、CESアジアにちなみ、メルセデスベンツ『Cクラス』、『Eクラス』、『Sクラス』を並べた。
CESアジアは25日から3日間、上海新国際博覧中心(Shanghai New International Expo Center)で開催される。