欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは5月13日、オーストリアで開幕した「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」において、『ゴルフGTI』のワンオフモデル、「ダークシャイン」を初公開した。
GTIミーティング・アット・ヴェルターゼーは、今年で34回目。欧州最大規模のフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント。フォルクスワーゲングループから、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダなどの各ブランドが参加。オーストリアの会場には、欧州から多くのファンが集まり、盛り上がりを見せる。
ここ数年、フォルクスワーゲンはGTIミーティング・アット・ヴェルターゼーに向けて、ワンオフモデルを製作。今年もフォルクスワーゲンで働く17-25歳の13名の職業訓練生が、最新のゴルフGTIをベースに、カスタマイズを手がけた。
インターンは、男性9名、女性4名の合計13名で、2014年の秋からプロジェクトに着手。ホワイトボディからおよそ半年をかけて、ワンオフモデルのダークシャインを完成させた。
ダークシャインでは、ボディカラーをツートンで塗装。フロント部分は主にデイトナグレー、リア部分は主にR-イエローパールとした。ボンネットやルーフのストライプも、R-イエローパール。室内には、レカロ製のレザーバケットシートやアルカンターラを採用。
直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、最大出力395ps、最大トルク49.7kgmへ引き上げられている。