韓国のLG化学は3月31日、ドイツの自動車大手、ダイムラーとの間で、次期スマート『EV』用のリチウムイオンバッテリーを納入する契約を締結した、と発表した。
ダイムラーは2015年2月、ダイムラーがドイツで開催したサプライヤー向け説明会に参加。リチウムイオンバッテリーのメーカーで唯一、LG化学がこの席に呼ばれた。この説明会において、今回の商談が成立している。
現時点では、両社の契約の詳細な内容は明らかにされていない。しかし、LG化学が次期スマートEV用のバッテリーセルを納入。ダイムラーの工場で、車両に装着する方法が採用される予定。
LG化学のエネルギーソリューション部門、Young Soo Kwon社長は、「LG化学のバッテリー事業と技術は、多くの自動車に搭載されることで、広く知られるようになった」とコメント。
さらに、「LG化学は世界第1位のバッテリーメーカーとして、今後もEVバッテリー市場をリードしていく」と述べている。