韓国キアモーターズのカナダ法人、キアカナダは3月24日、『ソウルEV』がカナダの「グリーンカーオブザイヤー」を受賞した、と発表した。
ソウルEVは2014年2月、シカゴモーターショー14で発表。小型トールワゴンの新型『ソウル』をベースに開発されたキア初の市販EVとなる。
パワートレインは、モーターが最大出力109hp、最大トルク29kgmを発生。0-100km/h加速は12秒以下で、最高速はリミッターにより145km/hに制限される。
二次電池は、蓄電容量27kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大193km以上走行できる。充電時間は240Vソケットで約5時間。100kWの急速チャージャーを利用すれば、25分で完了する。
今回、ソウルEVは、カナダのグリーンカーオブザイヤーを受賞。この賞は、カナダの自動車ジャーナリスト協会が、優れた環境性能を備えた新型車に授与するもの。ソウルEVは、トヨタ『カムリハイブリッド』、ホンダ『フィット』、スバル『レガシィ』を抑えて、栄冠を手にしている。