PSA プジョーシトロエン、3気筒ターボ増産へ…仏工場

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PSAプジョーシトロエンの1.2リットル3気筒エンジン(EB2型)
  • PSAプジョーシトロエンの1.2リットル3気筒エンジン(EB2型)
  • プジョー208(参考画像)
  • シトロエン C3(参考画像)

フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは3月27日、フランス・トレムリー工場の生産能力を増強すると発表した。

トレムリー工場では現在、プジョーとシトロエン各車に搭載されている「ピュアテック」と呼ばれる3気筒ガソリンターボを生産中。このダウンサイジングエンジンを増産する。

ピュアテックを積むのは、プジョーが『208』、『308』、『2008』、『3008』。シトロエンが『C3』、『C4』、『C4カクタス』、『C4ピカソ』。DSブランドが、『DS3』、『DS4』。これらの車両のピュアテック搭載車に対する需要が増していることから、生産量を増やす。

トレムリー工場は2015年1月、エンジン累計生産4000万基を達成したばかり。2014年の1年間には、157万7000基のエンジンと、89万3000基のトランスミッションを生産した。

PSAプジョーシトロエンのヤン・ヴィンセント生産担当上級副社長は、「この20万ユニットの生産モジュールは、柔軟な生産システムのおかげ。今後も、極めて高い世界基準を備えた工場を目指す」と述べている。

《森脇稔》

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