ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツが3月3日、ジュネーブモーターショー15でワールドプレミアした『G500 4×4スクエアード』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
G500 4×4スクエアードは、長い伝統と根強い人気を誇るメルセデスベンツのSUV、『Gクラス』をベースにしたコンセプトカー。メルセデスベンツは2014年、究極のオフロード性能を追求した6輪車、『G63 AMG 6×6』を限定発売。G500 4×4スクエアードには、そのノウハウを応用した。
もともと、オフロード性能には定評あるGクラス。G500 4×4スクエアードでは、さらなる走破性能を求めて、足回りをチューニング。G 63 AMG 6×6同様、リジッドアクスルを、固定車軸にハブリダクションシステムを装備したポータルアクスルに変更し、最低地上高は210mmから450mmへと引き上げられた。
さらに、タイヤサイズは、265/60R18から325/55R22サイズに変更。アプローチ/デパーチャー/ブレークオーバーの各アングルも、大幅に向上。渡河性能は、水深600mmから1000mmへ高められた。エンジンは、新世代の直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボで、最大出力422hp。
今回、メルセデスベンツは公式サイトを通じて、G500 4×4スクエアードの映像を配信。道なき道を行く圧倒的走破性能を披露している。