ホンダは3月18日、今春闘のベースアップ(ベア)を3400円とするなどの回答を組合に提示した。トヨタや日産同様に要求の6000円には届かないものの、昨年実績(2200円)を上回った。
年間一時金は5.9か月分の満額回答だった。一時金の満額回答は2010年から6年連続、また5.9か月分での決着は3年連続となった。
今回のベア回答の背景についてホンダは「事業構造改革に向けた取り組みは道半ばだが、体質強化が図られており、一部は成果として表れている」と、コメントした。また、消費税の引き上げなどによって「物価上昇による実質賃金の目減りがある」ことも勘案したという。

 
    
 
          
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