スズキのインド子会社、マルチスズキは3月10日、インド国内でおよそ3万3000台のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、『アルト800』と『アルトK10』が対象。不具合の内容は、ドアに関するもの。
マルチスズキによると、右側のドアラッチの組み付けに問題がある可能性があり、半ドア状態で室内側から力がかかると、ドアが開く恐れがあるという。社内で品質調査を行った結果、この不具合が発覚した。
リコール台数は3万3098台。その内訳は、アルト800が1万9780台、アルトK10が1万3318台。2014年12月8日から2015年2月18日までに生産された車両が該当する。
マルチスズキは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、右側のドアラッチの組み付けに不備があれば、交換作業を行うとしている。