横浜ゴムは、2015年のモータースポーツ活動計画を発表した。
同社では、モータースポーツ活動を、タイヤ事業のグローバル展開の一環と位置づけ、ヨコハマタイヤの認知度向上を図っていく。
FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)には、2006年からオフィシャルタイヤサプライヤーを務め、2010年からはオレンジオイル配合技術により高いグリップ性能を維持しながら環境性能を高めたADVANレーシングタイヤを供給している。2015年まで10年連続の供給が決定している。
昨年、車両のレギュレーションが変更されたのに伴って、タイヤも総幅、外径、内径がより大きい18インチのタイヤを使用する。今年はアルゼンチンラウンドを皮切りに、欧州、アフリカ、南米、アジアと世界を転戦し、全12大会24戦が行われる。日本ラウンドは9月にツインリンクもてぎで開催される。
レッドブル・グローバル・ラリークロスには、昨年からオフィシャルタイヤサプライヤーを務める「レッドブル・グローバル・ラリークロス」にワンメイクタイヤを供給する。供給タイヤは専用開発したADVANレーシングタイヤの17インチ。今年はアメリカを中心に全12戦が予定され、5月31日からアメリカ・フロリダ州のタンパで開幕する。
SUPER GTシリーズでは、GT500クラスでKONDO RACINGの「NISSAN GT-R」とLEXUS TEAM WedsSport BANDOHの「LEXUS RC F」をサポートする。GT300クラスでは、昨年ADVANレーシングタイヤ装着車がドライバーズチャンピオン奪還を果たしており、今年は連覇を目指して多くのヨコハマタイヤユーザーをサポートする。
また、ニュルブルクリンクで開催される耐久レースシリーズ(VLN)と24時間レースに参戦する多くのヨコハマタイヤユーザーをバックアップする。
スーパー耐久シリーズは、日本で行われる同レースに今年もADVANレーシングタイヤをワンメイク供給する。