翡翠(ヒスイ)の英語名が車名となったホンダ『ジェイド』。「高貴な美しさと不変の価値を持つ新時代のスタンダードカーを創造する、という想いを込めた」(同社)というこのクルマのターゲットは、独身層・プレファミリー・子離れ層だ。
「『オデッセイ』の3代目、4代目に乗るユーザーの3割弱にあたる独身・プレファミリーと、4割にあたる子離れ層をこのクルマに取り込み、『ステップワゴン』のユーザーの6割を占める子育て世代とのすみ分けを明確にしたい」(同社)。
同社がこのクルマの車名に込める「不変の価値」には、「従来のライフステージ商品からの脱却」という想いも込められているという。同社は「ターゲットに複数の層を設定しているが、年代や家族構成にとらわれない魅力をつくりこんだつもり」とも話していた。