JR東海、東海道新幹線で285km/h体験列車を運行…2月25日

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JR東海は東海道新幹線の最高速度引上げに先立ち、2月25日に最高速度285km/hの『先行体験列車』を運行する。写真は『先行体験列車』で使用されるN700A。
  • JR東海は東海道新幹線の最高速度引上げに先立ち、2月25日に最高速度285km/hの『先行体験列車』を運行する。写真は『先行体験列車』で使用されるN700A。
  • 285km/hの速度を出すのはN700系改造車とN700Aに限られる。写真は新横浜駅を通過するN700系。

JR東海は2月25日、ダイヤ改正に先立ち285km/hの速度で東海道新幹線を走る『時速285km先行体験列車』を運行する。

運行時刻は東京12時23分発~名古屋14時02分着・14時06分発~新大阪14時53分着。車両はN700Aを使用し、ホームの発車標には「団体285」と表示される。車内では最高速度に達した時点で放送による案内が流れるほか、乗客に「時速285km先行体験列車乗車証明書」が配られる。

乗車に際しては「時速285km先行体験列車用きっぷ」が必要。乗車は東京駅と名古屋駅、降車は名古屋駅と新大阪駅に限られる。発売額は、東京から名古屋までが大人1万190円・子供5090円、東京から新大阪までが大人1万3450円・子供6720円、名古屋から新大阪までが大人5660円・子供2830円。発売枚数は総計650枚。申込みは全て郵便で受け付ける。締切は2月15日(必着)。

3月14日のダイヤ改正では、『のぞみ』がデビューした1992年3月14日のダイヤ改正以来、270km/hだった東海道新幹線の最高速度が15km/h引き上げられる。これにより、N700AとN700系改造車を使用する『のぞみ』の最高速度が285km/hとなり、東京~新大阪間の所要時間は現在より3分短縮。最速列車は2時間22分になる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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