フィアット、イタリア工場で増員…フィアット 500X と ジープ レネゲード の人気に対応

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フィアット 500X
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イタリアの自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は2015年1月12日、イタリア・メルフィ工場におよそ1500名の新規雇用を創出すると発表した。

メルフィ工場は、FCAのイタリアの主力工場のひとつ。『プント』などを組み立ててきたが、過去には、販売不振により、数回の生産調整を行ってきた。

今回の新規雇用の発表は、メルフィ工場で生産されているフィアット『500X』と、ジープ『レネゲード』に対する顧客の需要が増していることを受けたもの。メルフィ工場では増員により、生産台数を増やす。

フィアット500Xは、フィアット『500』シリーズから派生した小型SUV。イタリアでは正式発売を前に、およそ1500台の予約受注を獲得した。

また、ジープ レネゲードは、ジープブランド初の小型SUV。フィアット500Xと基本を共用する。イタリアでは2014年9月の発売以来、2014年末までの販売で、新車販売ランキングのベスト10に入っている。

《森脇稔》

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