ダイハツ コペン ローブS…レカロにMOMOステ、こだわりまくった専用パーツ

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ダイハツ コペンローブS(東京オートサロン15)
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ダイハツ『コペン』の上級グレード、『コペン ローブS』 には、ビルシュタインダンパーやレカロシート、MOMOのステアリングホイールが装着されている。

レカロシートやMOMOのステアリングはコペン専用にデザインされた製品だ。ダイハツデザイン部の和田広文さんによると、「レカロシートは、新しさを感じさせながら、レカロのイメージも踏襲している。もちろん性能的にはパットの堅さや断面はレカロのノウハウをふんだんに入れている」とコメント。

また、「シート全体の色味やステッチの色も見本を参考にこの色とこの色の間などと選んでいった。黒とのコーディネーションを考えるうえで、それぞれの中間色を選択したのではなく、良いコントラストはどの色だということでこだわりながら選んだ」と和田さん。「ダブルステッチにしたのもこだわりだ」と話す。

さらに、「パットの堅さも標準とは全く違う。シート断面もより深くなっているので、お尻をしっかり安定させることができる。標準車は多くの人が乗るのであまりシビアにはしていないが、Sはこだわりのシート形状と生地を使っているのだ」と説明する。

MOMOのステアリングも同様に専用デザインだ。「握りや革の感触、ステッチにもこだわった。特にホーンパットは、通常だと樹脂なのでシボを入れて終わるのだが、今回は革を張り込んだものを転写したので、本物の革のように見えるだろう」いう。

また、「ステアリングの革を継ぐカッティングラインがちょうど握りの10時10分あたりにある。標準は水平なのだが、ローブSは非常に難しかったが斜めにカットしている。水平にすると縫り込みはしやすくなるが、指を掛けるこぶもあり、格好良くしたかったので斜めにしたのだ」とする。

生産も、「最近はOEMなどで、中国などでの生産が多くなってきたが、このステアリングはイタリアで革を選んで、イタリアの職人が現地で縫い込んでいる」とこだわりを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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