【スズキ アルト 新型発表】暮らしと地域に密着した「最高の実用車」を

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スズキ アルト 新型
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  • スズキ・アルト(初代)

フルモデルチェンジしたスズキ『アルト』は、最高の実用車を目指して開発されたという。

同社代表取締役副社長・四輪技術本部長の本田治氏は、1979年に登場した初代アルトについて、「毎日使うクルマとして十分な機能。省資源、省エネルギー、買い求めやすい価格。そして多用途に使えることをコンセプトに開発した。発売当初より、扱いやすさと経済性でセカンドカー需要を掘り起こし、また、通勤の足、買い物の足として女性に愛用してもらった。軽自動車の発展にアルトは貢献してきた」と振り返る。

そして近年の軽自動車の市場について、代表取締役副社長・国内営業本部長の田村実氏は「ワゴンタイプが主流だが、実は軽セダンタイプの市場も全体の約15%ある」と説明。

その使用実態を本田氏は、「大きく分けて個人ユーザーと業務で使うユーザーがおり、個人ユーザーでは、主婦の買い物や通勤の足。子供が独立して少し時間が持てるようになった夫婦の暮らしやお出かけの足。そして、女性同士の買い物やちょっと近くに行く足などがあるようだ。業務では地方での公的機関や、介護ケアセンターでの利用や、商品配達やお得意様周りのクルマとして使われている」と述べる。

「このようにアルトの使われ方も多様化してきているが、共通しているのは暮らしと地域に密着した軽として、実用性を最重視していることは以前と変わらない」と話す。

そういった市場実態を踏まえ、新型アルトは、「最高の実用車を目指すことにした。毎日の暮らしや仕事をきびきびとこなせ、買うときも使うときも過剰なお金をかけさせない軽。そして、その姿は凛とした佇まいと愛らしさのある軽を目指すことにしたのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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