新潟の新型電車「E129系」、12月6日から営業運転

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10月から試運転が行われている新潟地区の新型車両・E129系。営業運転開始日が12月6日に決まった。
  • 10月から試運転が行われている新潟地区の新型車両・E129系。営業運転開始日が12月6日に決まった。
  • E129系の側面。客用ドアは半自動式を採用しており、ドアの脇に開扉ボタンが設けられている。
  • E129系の側面。車内は運転台のある側がロングシートで、運転台のない側はボックスシートが設けられていた。帯の色は新潟を連想させる黄金色(稲穂)と、薄いピンクのトキ色を用いている。

JR東日本新潟支社は11月28日、E129系電車の営業運転を12月から開始すると発表した。初列車は12月6日、新潟駅(新潟市中央区)9番線ホームを10時45分に発車する新津行き普通列車(4両編成)。出発セレモニーは10時20分頃から10時50分頃まで実施する。

E129系は老朽化した115系電車の置換えを目的に開発された新潟地区の新型車両。2両編成と4両編成の2種類が製造される。座席はクロスシートとロングシートを組み合わせたセミクロスシート。定員は2両編成が273人、4両編成が581人になる。最高速度は100km/hだが、設計上は110km/h。VVVFインバーター制御と交流モーターの採用などにより、従来の115系より走行電力を約6割に抑える。

10月8日から新潟地区の各線で試運転が行われており、このほど営業運転の開始日が決まった。これに先立ち11月30日には、新潟・新津・長岡の3駅で展示会が行われる予定だ。

《草町義和》

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