ドイツの高級車メーカー、BMWは11月18日(日本時間11月19日未明)、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー14において、『2シリーズ カブリオレ』を米国初公開する。
2シリーズ カブリオレは2014年10月、パリモーターショー14でデビューしたばかり。ロサンゼルスモーターショー14では、その米国仕様車が初公開される。
2シリーズ カブリオレは、『2シリーズ クーペ』のオープン版。2シリーズ カブリオレのルーフには、電動ソフトトップを採用。ボタン操作により、20秒で開閉できる。走行中でも、およそ50km/h以下なら、開閉可能。ソフトトップの素材は、静粛性が追求されており、車内のノイズは4デシベル、先代の『1シリーズ カブリオレ』に対して低減する。
オプションで、ウインドディフレクターを用意。オープン走行時、室内への風の巻き込みを抑える。トランク容量は、1シリーズ カブリオレ比でプラス30リットルの335リットル。BMWによると、クラス最大という。2シリーズ クーペの390リットルに対しても、遜色ない。
米国仕様のエンジンは、2シリーズクーペと共通。高性能版として、「M235iカブリオレ」が設定される。Mパフォーマンスが手がけた直噴3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載。最大出力326hpを発生する。
その下に位置する「228iカブリオレ」は、直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンの高出力版を搭載。最大出力245hpを発生する。
この他、ガソリンの入門グレードとして、「220iカブリオレ」、ターボディーゼル搭載の「220dカブリオレ」も設定。米国向けのラインナップは全4グレードとなる。