欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月14日、10月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、約84万2700台。前年同月比は2.9%増と、引き続き前年実績を上回った。2014年1-10月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比14.1%増の約303万台と好調。中国を含めたアジア太平洋地域では、12.8%増の約333万台を販売する。また北米は、前年同期比0.7%減の72万8700台と減少傾向。このうち米国は、3.8%減の48万9100台にとどまった。同社は北米向けの新型SUVの開発を進めており、販売を巻き返す方針。また欧州は、前年同期比6.2%増の約324万台と、信用不安を脱して、回復基調に。このうち、西欧(ドイツを除く)は、8%増の約168万台を売り上げた。地元のドイツも、5.8%増の102万台と好調。フォルクスワーゲングループの2014年1-10月世界新車販売は、前年同期比5%増の約824万台と、1-10月としては初の800万台超え。ブランド別では、フォルクスワーゲン乗用車部門が前年同期比2.6%増の約508万台。アウディは10.1%増の約144万台。シュコダは12.5%増の86万5100台。セアトは10.5%増の32万6000台を売り上げている。
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