10月31日から11月2日、愛知県新城市で開催された「新城ラリー2014」で、ラリー仕様にチューニングされたトヨタのFCV(燃料電池車)が走行した。ハンドルを握ったのはトヨタ自動車トップの2人、11月1日が豊田章男社長、11月2日が加藤光久副社長だ。
ロールケージ、専用チューニングサスペンション、アンダーガード、マッドガード、専用シートを装着したFCVは、ラリー本戦前に安全を確認するためにコースを走る「ゼロカー」に、さらに先立って走行する「ゼロゼロカー」として登場。
安全確保用のサイレンをけたたましく鳴り響かせてはいたが、専用カラーリングのFCV自体はほぼ無音。スムーズな走行で大役を果たした。