ドイツの高級車メーカー、アウディが10月19日、ドイツ・ホッケンハイムで行った無人運転による高速サーキット走行。その際のハイライト映像が10月19日、ネット上で公開され、再生回数が60万回を超えている。
アウディは、これまで開発を続けてきたロボットカーのノウハウを、『RS7スポーツバック』ベースのテスト車両に結実。10月19日、ドイツ・ホッケンハイム・サーキットにおいて、無人運転でのサーキット周回に挑戦した。
サーキットで最高240km/hの速度で高速周回するために、GPSデータをWi-Fi経由で、車両へ送信。同時に、高周波電波でも、GPSデータを送った。さらに、車両にコースを映し出す3Dカメラを搭載し、事前にプログラムしたデータと、カメラから取り込まれる映像との違いがないか、比較。これにより、サーキットでの高速無人走行を可能にした。
アウディRS7スポーツバックのロボットカーは、数センチの誤差もない正確な走りを披露。2分を少し超えるタイムで、ホッケンハイムのグランプリコースを完走している。