フィアットクライスラー ジャパン 国内最大級のディーラーが札幌に…ヘグストロム社長「全ブランドを見ていただける誇りの店舗」

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インポート・プラス札幌清田店 オープン
  • インポート・プラス札幌清田店 オープン
  • フィアット・クライスラー・ジャパン 社長兼CEO ポンタス・ヘグストロム氏
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9月27日、北海道札幌市の郊外にフィアットクライスラー ジャパンの擁する全5ブランドを集約した新販売拠点「インポート・プラス札幌清田店」がオープンした。正式名称は「フィアット札幌清田/アルファロメオ札幌清田」「クライスラー札幌清田/ジープ札幌清田」「アバルト札幌」であり、運営はインポート・プラスだ。インポート・プラスは、すでに道内でフィアット クライスラーの店舗を7拠点展開しているが、北海道における「アバルト」ブランドの販売拠点としては初導入となる。

同日実施されたグランドオープンのセレモニーには東京からフィアットクライスラー ジャパンの社長兼CEOであるポンタス・ヘグストロム氏が駆けつけたのだ。

「弊社の札幌を含めた北海道への見方は、他社とは異なると思います。通常、北海道のマーケットシェアは低めに出ると思うのですが、我々にとって北海道は高い地域です。4輪駆動のジープというブランドだけでなく、我々のイタリアン ブランド、特にアバルトなど、走って楽しい製品群も好調です。北海道は道路環境に恵まれているからでしょうね」とヘグストロム氏は、北海道マーケットの重要性を説明した。

ちなみに、今回オープンした札幌の新拠点は、5ブランドを扱うのに相応しい大型店で、敷地面積は4000平米、店内に約10台もの展示車を並べることが可能だ。日本におけるフィアットクライスラーのディーラーとしては最大級となる。店舗の感想をヘグストロム氏に尋ねると、「これだけのモノを建てていただいたインポート・プラスさんを誇りに思いますし、我々の製品自体にも誇りを持っています」と相好を崩す。

「5ブランドがまとまっているということで、お客様は、我々フィアットクライスラーのブランドをすべて実際に見ていただくことができます。一番、小さな『500』から『グランドチェロキー』まであり、試乗車も用意されていて乗り比べることもできます。オペレーションという面でも、多くのブランドをひとつの施設で扱うということで、サービスや事務などを共有することができます。それぞれのブランドを単独で運営するよりも効率が高く、シナジー効果も得られる経営方法だと思います」というのが、5ブランドを集約するメリットだという。

「今後も北海道での販売成長を続けていきたいと思いますし、また、札幌市のお客様にアフターサービスを提供する場所としても期待しています」とヘグストロム氏は語った。

《鈴木ケンイチ》

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