【パリモーターショー14】VW ゴルフ 新型に「オールトラック」…クロスオーバー派生

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フォルクスワーゲン ゴルフ・オールトラック
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは9月24日、『ゴルフ・オールトラック』の概要を明らかにした。実車は10月、フランスで開催されるパリモーターショー14で初公開される。

同車は、新型『ゴルフ・ヴァリアント』をベースに開発された『ゴルフ』ファミリーの新たな派生車種。「オールトラック」はすでに、『パサート』に設定されている。これと同様、ゴルフ・オールトラックも、多少のオフロード走行を可能にしたクロスオーバー車となる。

新型ゴルフ・ヴァリアントに対して、車高を20mm引き上げ。ブラックのホイールアーチモールを装着した。バンパーは専用デザインで、シルバーのアンダーガード付き。17インチのアルミホイールも専用デザインとした。

駆動方式は4WDの「4モーション」。ESCと統合制御される電子式デフロックの「EDS」をはじめ、前後アクスルには「XDS」を採用。オフロードの急な坂道で自動ブレーキを作動させる「ヒルディセント」機能を装備。サスペンションにも、専用チューニングが施される。

欧州仕様のエンジンは、ガソリン1とディーゼル3の合計4ユニット。ガソリンは、ゴルフシリーズ初の直噴1.8リットル直列4気筒ターボ「TSI」を設定。最大出力180ps/4500rpm、最大トルク28.6kgm/1350rpmを発生する。トランスミッションは6速DSG。0-100km/h加速は7.8秒、最高速は217km/hと公表されている。

《森脇稔》

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