高千穂鉄道(2008年全線廃止)の線路施設を活用した遊具鉄道を運営する宮崎県の高千穂あまてらす鉄道は9月19日、「往復30、絶景の旅」と題した9分40秒の動画をYoutubeにアップした。
鉄道橋りょうとしては日本一の高さを誇っていた高千穂橋りょう(全長352.5m、水面からの高さ105m)を中心に空撮。ちょっとゾッとする映像が楽しめる。
同鉄道の遊具「スーパーカート」は軽トラックを改造した車両で、往復5km余りを2両編成でゆっくりと走る。今や高千穂峡と並んで人気のスポットともなっているが、高千穂峡より高さを実体験でき、圧倒的な絶景を我がものにできる。
今回の動画は8月下旬から9月上旬にかけて撮影。不規則な風が舞う高千穂橋りょうで、撮影用ラジコンヘリが落下するなどのトラブルを乗り越えての撮影だった。
映像は、旧高千穂駅を出発して2つのトンネルを抜け、天岩戸駅を過ぎて高千穂橋りょうを渡るまでをダイナミックに追う。特に橋を渡るシーンは、遙か下を流れる岩戸川もちらりと見えて、ゾッとする高度感が楽しめる。