トヨタ 中国販売、1.1%減の7.5万台…2か月連続で減少 7月

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トヨタ カローラ(北京モーターショー2014)
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トヨタ自動車の中国法人は8月1日、7月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約7万4800台。前年同月比は1.1%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がった。しかし、トヨタの中国販売は、このところ回復しており、尖閣問題の影響は払拭していた。

そんな中、7月実績の前年同月比は1.1%減と、2か月連続のマイナス。これは、6月下旬にモデルチェンジした主力セダン、『カローラ』の生産台数を増やしている段階で、需要に追い付いていないのが大きい。

トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。

トヨタの2014年1- 7月の中国新車販売台数は、前年同期比9.8%増の約54万0700台。トヨタは2013年、中国で91万7500台を販売。2014年は、前年比20%増の110万台以上の販売目標を掲げている。

《森脇稔》

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