【フィアット パンダ イージー 試乗】ますます愛着をもって乗っていられる…島崎七生人

試乗記 輸入車

フィアット パンダ イージー
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先ごろ限定車「Motto」をリリースしたばかりのフィアット『パンダ』。『500』の限定車同様、折々のセンスを効かせ、かつ買い得でもあるという、見逃せない存在だ。

試乗車はその限定車にも用意されるボディ色“スイートキャンディーベージュ”。トラッドな生成りのトートバッグのよう…というと昭和な比喩かどうか、ともかく、プレーンだが「おや!?」と目を惹く色合いが『パンダ』によく似合う。試乗中も、ものさびしい思いをすることなく、ホッと気持ちを癒されながら乗ることができた。

2気筒875ccツインエアエンジン+デュアロジック(5速自動シフト、シングルクラッチ)の健気で闊達な仕事ぶりは相変わらず。シフトチェンジがよりスムースになったのは気づくところ。自動車の運転の基本(ちゃんと加速させリズムを作って走らせる)に則って運転していると、より省エネな“ECOスイッチ”オンでも、ストレスなく実用として通用する走りだが、オフにし、機能を外すと、フワッ! とクルマが身軽になりかなり気持ちのいい加速が得られる。パワステがより軽くなる“CITY”モードも、以前ほど軽過ぎず“使える”レベルになっている。

しっかりした足回り、しっかりしたシート、運転のしやすさなど、欧州コンパクトカーの魅力も再認識できる。『500』と同じやや高めのポジション、日本の軽自動車並の最小回転半径の小ささなど、実用上の利点。毎日、愛着を持って乗っていられるクルマだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★


島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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