スズキ Vストローム1000 ABS、大柄イメージ覆すアドベンチャー[写真蔵]

モーターサイクル 新型車
スズキ Vストローム1000 ABS
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6月4日から国内デリバリーが始まった新型『Vストローム1000 ABS』。タイトなワインディングを、軽快に走り抜けるバイクを目標に開発。スズキ車初となる「トラクション・コントロール」も採用された。

車体価格は140万4000円、カラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色。

ボディサイズは、全長2285×全幅865×全長1410mm。シート高は850mmで、ホイールベースは1555mm。取り回しに不便がないよう重量は228kgとし、このクラスの中では軽量・コンパクトな車体を実現した。ちなみにローシート、ハイシート(ともにメーカーオプション)の設定もあり、前者は30mm減、後者は34mm増となる。

搭載される、水冷V型2気筒DOHCエンジンは、『TL1000S』や『SV1000S』に採用されたものをベースにしつつも、大部が改良され、ほぼ新設計。最高出力100ps/8000rpm、最大トルク10.5kgm/4000rpmを発揮する。ギアは6速リターン式で、シフトダウン時のバックトルクを低減する「スリッパークラッチ」を採用した。

スズキ車初採用の「トラクション・コントロール(TC)」は、介入を“オフ”、介入弱の“1”、強の“2”の3段階を設定。タイヤのスリップを検知し、点火プラグとセカンダリ・スロットルバルブを制御し、グリップを回復させる。

メーターパネル液晶には、TC介入度合いはもちろん、平均燃費、瞬間燃費、外気温、電圧など豊富なデータが表示される多機能式となっている。

そのほか、トップ・サイドケース、ナックルカバー、フリップヒーター、LEDフォグランプなどロングツーリング向けの、豊富なメーカーオプションを設定。

《阿部哲也》

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