JR東日本、富岡製糸場の世界遺産登録決定で新幹線ラッピングなど実施

鉄道 企業動向
富岡製糸場の世界遺産登録決定を受けE4系2編成に記念ラッピングが施される。7月17日以降に運転を開始する予定。
  • 富岡製糸場の世界遺産登録決定を受けE4系2編成に記念ラッピングが施される。7月17日以降に運転を開始する予定。
  • フリー切符「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリー区間。群馬県内を中心としたエリアの鉄道5社線が1日に限り自由に乗り降りできる。
  • 富岡製糸場と新幹線をデザインしたポスター。JR東日本管内全エリアの駅に掲出される。

JR東日本はこのほど、「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)の世界遺産登録決定を受け、ラッピング新幹線列車の運転やフリー切符「ぐんまワンデー世界遺産パス」の発売などを実施すると発表した。

ラッピング新幹線列車は7月17日以降に運転を開始する予定。上越新幹線のE4系2編成に、世界遺産の登録決定を祝うラッピングを施す。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、群馬県内を中心としたエリアの鉄道5社線が1日に限り自由に乗り降りできるフリー切符。利用できる列車は普通列車の普通車自由席だが、特急券などを別途購入すればフリー区間内の新幹線や特急列車なども利用できる。ただし、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車は利用できない。発売・利用可能期間は7月1日から12月31日までで、発売額は大人2100円・子供1050円。利用開始日の1カ月前から当日まで発売する。

このほか、JRの首都圏線区車内の映像放映設備「トレインチャンネル」で世界遺産登録決定を祝うイメージ映像を放映。高崎駅では横断幕などの装飾を行う。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集