GM、シボレー カマロ 51万台をリコール…キーに膝が当たりエンジン停止

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シボレー カマロ
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大規模なリコール(回収・無償修理)問題に揺れる米国の自動車最大手、GM。同社が新たなリコールを発表した。

これは6月13日、GMが明らかにしたもの。「北米を中心に、全世界でシボレー『カマロ』のおよそ51万台をリコールする」と公表している。

今回のリコールは、イグニッションキー関連の不具合によるもの。GMによると、走行中、カマロのドライバーの膝がキーホルダーに当たることによって、キーがエンジンオフの位置に動き、エンジンが止まる可能性があるという。

この不具合は、GMの一連のイグニッションスイッチ関連のリコールを再調査する過程で、発見された。GMは、「運転者のシートが、ステアリングホイールに近い位置にある場合に、起こり得る事」と説明する。

なお、GMによると、この不具合は、シボレー『コバルト』など、13名の死者を出したイグニッションスイッチのリコールとは別の要因。ただし、少なくとも3件の事故が起き、4名が負傷したという。

リコールの対象となるのは、2010-2014年モデルのカマロ。米国、カナダ、メキシコやその他の海外市場を含めて、全世界で51万1528台が該当する。

《森脇稔》

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