テスラの最初のEV、ロードスター…年内にアップグレード計画

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テスラ ロードスター
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米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズの最初の市販EV、『ロードスター』。2012年に生産を終了した同車が、既存オーナーに対して、アップグレードを計画していることが分かった。

これは6月3日、米国で開催されたテスラモーターズの年次株主総会において、同社のイーロン・マスクCEOが明らかにしたもの。同CEOは、「2014年内に、モデルSのアップデートを計画している」と宣言したのだ。

テスラ ロードスターは、2006年に発表。2003年に設立されたテスラモーターズが、最初の市販EVとして、ロータス『エリーゼ』をベースに開発したのが、ロードスター。

2009年1月には、「スポーツ」グレードを追加。モーターは最大出力288ps、最大トルク40.8kgmを引き出す。0-96km/h加速3.7秒、最高速201km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現。また1回の充電で、最大約390kmを走行できる。

今回、イーロン・マスクCEOは、ロードスターの既存オーナーに対して、アップグレードを計画していることを明かした。その内容は、現時点では公表されていないが、同CEOは、「エキサイティングなもの」と表現している。

2012年に、テスラ ロードスター生産を終了して、2年。この間に発売された『モデルS』では、EVパワートレインが大きく進化した。ロードスターのアップデートでは、モデルSのノウハウを注入し、走行性能を引き上げるものと予想される。

《森脇稔》

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