日産自動車が4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14でワールドプレミアした『ラニア・コンセプト』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
日産は2013年春、上海モーターショー13に、コンセプトカーの『フレンド・ミー』を出品。中国の80年代生まれの若い世代をターゲットにしたコンセプトカーだった。
ラニア・コンセプトは、フレンド・ミーに続き、北京の日産デザインチャイナと日産グローバルデザインセンターが協力して開発されたコンセプトカー。1980年代以降に生まれた中国の若者たちのライフスタイルに合わせたコンセプトカーを提案する。
そのフォルムは、エネルギッシュで流れるようなしなやかなデザインが特徴。中国で80年代以降に生まれた現代的なトレンドセッターの嗜好と価値観に応える車を目指す。
日産のアンディ・パーマー副社長は、「ラニア・コンセプトは、市場調査からデザインまで、現地の中国人チームが深く関与。車名の命名にあたり、伝説的な日産『ブルーバード』に敬意を払い、中国語でブルーバードを意味する「藍鳥」の発音をモチーフにした」とコメント。
中国の若い世代に、新たな価値観を提供するラニア・コンセプト。同車の公式映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。