アウディ TT にオフロードコンセプト…ラジコンカーでパフォーマンスを表現[動画]

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アウディ TT オフロードコンセプトのラジコンカー
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ドイツの高級車メーカー、アウディが4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14で初公開した『TTオフロードコンセプト』。同車のユニークな映像が、ネット上で公開された。

アウディは2014年3月、ジュネーブモーターショー14で新型『TT』を発表。TTオフロードコンセプトは、TTからSUVが派生する可能性を提示したコンセプトカー。ヘッドライトやグリル、テールランプのデザインは、新型TTと共通イメージ。ボディサイズは、全長4390×全幅1850×全高1530mm、ホイールベース2630mm。

パワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)。エンジンは直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」で、最大出力は292ps、最大トルクは38.7kgm。モーターは2個あり、ひとつは7速Sトロニックと一体設計。最大出力54ps、最大トルク22.4kgmを引き出し、前輪を駆動する。

2つ目のモーターは、リアアクスルにレイアウトされ、後輪を駆動。最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生する。二次電池は、蓄電容量12kWhのリチウムイオンバッテリーで、リアアクスル前方に配置。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行できる。この時の最高速は130km/h。

システム全体では、408psのパワーと、66.3kgmのトルクを獲得。この結果、TTオフロードコンセプトは、0-100km/h加速5.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮。それでいて、EVモードの効果もあり、欧州複合モード燃費52.63km/リットル、CO2排出量45g/kmの環境性能を可能にする。

アウディは4月20日、TTオフロードコンセプトの映像を、公式サイトを通じて配信。TTオフロードコンセプトのラジコンカーを使って、優れたパフォーマンスを表現している。

《森脇稔》

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