日産自動車の米国法人、北米日産は4月11日、2015年モデルの『ヴァーサ セダン』の概要を明らかにした。実車は4月16日、米国で開幕するニューヨークモーターショー14で初公開される。
現行モデルは、初代ヴァーサ セダン(日本名:『ティーダ ラティオ』)の後継車として、2011年4月のニューヨークモーターショー11で発表。2代目は、北米専用のサブコンパクトセダンになった。今回、登場した2015年モデルは、デビュー3年を経て、初の大幅改良を受けた車両になる。
2015年モデルのハイライトが、一新されたフロントマスク。グリル、ヘッドライト、バンパーのデザインを変更し、『セントラ』、『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)、『マキシマ』など、最新の日産ファミリーフェイスを手に入れた。リア周りでは、テールランプの形状などを変更している。
室内は、センターコンソールのデザインを、『ノート』と共通イメージに変更。メーターの形状やホワイトLED照明も新しい。ステアリングホイールには、オーディオとBluetoothハンズフリーフォンの操作スイッチが付く。
搭載エンジンは従来通り。HR16DE型 1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、最大出力109ps/6000rpm、最大トルク14.8kgm/4400rpmを発生する。トランスミッションはグレードに応じて、5速MT、4速AT、CVTの「エクストロニック」を設定している。