全体相場は3日続伸。米国株安を嫌気し、寄り付きは利益確定の売りが先行。しかし、売り一巡後は円相場の伸び悩み、アジア株高を受けプラス圏に転換。先高期待の買いを背景に、引けにかけてじり高の展開となった。平均株価は前日比73円14銭高の1万4696円03銭と続伸。自動車株はほぼ全面高。トヨタ自動車が54円高の5785円と5日続伸。インドネシア法人が中東9カ国向けにコンパクトセダン「ヴォイス」の輸出を開始したと伝えられた。日産自動車が6円高の900円と反発し、終値ベースで3月6日以来の900円台を回復。2月の国内生産実績は新型「スカイライン」「インフィニティQ50」などを中心に前年同月比13.7%増と堅調。 ホンダも21円高の3554円と反発。スズキ、日野自動車、富士重工業が続伸。ダイハツ工業、三菱自動車がしっかり。こうした中、マツダが6円安の439円と反落。いすゞ自動車が10円安の574円と続落。