イタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオ。同ブランドの米国市場での復活が、いよいよ本格化する。
これは3月24日、ニューヨークモーターショーの主催団体が明らかにしたもの。「アルファロメオが米国市場への復活を示す場として、ニューヨークモーターショーを選んだ」と発表している。
アルファロメオは1995年を最後に、米国市場から撤退。当時は品質面での問題を抱えており、販売不振から撤退を決断した。しかし、2008年3月、フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOは、アルファロメオの米国市場再参入の意向を表明。当初は2012年を、再参入の時期としていた。
その前段階として2008年10月には、『8Cコンペティツィオーネ』84台を全米のマセラティのディーラーを通じて限定販売。予約段階で即完売の人気となったのが、記憶に新しい。
ニューヨークモーターショーの主催団体によると、アルファロメオは、4月16日に開幕するニューヨークモーターショー14に、小型スポーツカーの『4C』を展示する計画。同車がアルファロメオの米国復活を、本格化させるモデルとなる。