ポルシェの主力車種、『911』シリーズの自然吸気エンジン搭載車の最高峰、新型『911 GT3』。車両火災の影響で出荷が停止されている同車に関して、間もなく対応策が発表されることが分かった。
この車両火災は2014年2月、スイスとイタリアで発生。納車されて間もない新型911 GT3が、相次いで車両火災に見舞われた。ポルシェはこの原因を突き止めるため、新型911 GT3の出荷を一時的に見合わせている。
3月14日、『ブルームバーグ』はポルシェのマティアス・ミューラー社長兼CEOへのインタビュー内容を公開。同CEOは、同メディアに対して、「不具合の原因を究明した。間もなく、技術的な解決策を提示するつもりだ」と話したという。
なお、今回の不具合では、新型911 GT3の既納分、785台の全てが、リコール(改修・無償修理)の対象となる。
マティアス・ミューラー社長兼CEOは、同メディアに対して、「まずは新型911 GT3の顧客に対して、この技術的な解決策を通知する」と述べたという。