ダイハツ工業は3月11日、『タント』の助手席ドアロックに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『タント』1車種で、2013年9月26日~2014年2月1日に製造された計6万8913台。
助手席ドアにおいて、ドア内部に入った水がドアロックケーブル端部に到達するものがあり、ドアロックケーブル内に浸入した水が凍結することがある。そのため、その状態でドアを開けたあとドアロックケーブルが戻らず、ドアが閉まらなくなるおそれがある。
全車両、サービスホールカバーとドアロックケーブルを対策品と交換するとともに、サービスホールカバーの位置決め用ブラケットを追加する。
不具合は47件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。