スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは3月4日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14において、次世代の車載インフォテインメントシステムを初公開する。
このインフォテインメントシステムを最初に搭載する市販車が、次期ボルボ『XC90』。同車は2014年後半、発表される予定だ。ボルボカーズはジュネーブモーターショー14において、『コンセプト エステート』にこのインフォテインメントシステムを組み込み、披露する。
ボルボXC90は、ボルボカーズの最上級SUV。2002年のデビューから12年を経て、2代目にモデルチェンジを果たす。すでに次期XC90には、数多くの先進の安全装備を導入することが決定済み。また、フロントマスクには、コンセプト エステートを含めたボルボカーズの最新コンセプトカー3部作のデザインが反映される。
ボルボカーズの新世代インフォテインメントシステムは、ダッシュボード中央にタブレット型端末のような大型ディスプレイが装備されるのが特徴。操作はタッチパネル方式で行うため、スイッチ類の少ないスマートなダッシュボードだ。
また、ステアリングホイール上のスイッチによる操作も可能。オーディオやエアコン、ナビゲーションなどの機能は、全て大型ディスプレイに集約された。また、ドライバー正面のメーターは、デジタル方式が採用されている。