韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は2月6日、米国で開幕したシカゴモーターショー14において、『ベロスター RE:FLEX(リフレックス)エディション』を初公開した。
ヒュンダイは2011年1月、デトロイトモーターショー11で『ベロスター』を発表。ヒュンダイの小型スポーツクーペは、個性的なデザインが特徴。見た目は3ドアハッチバックに見えるが、ボディサイドの片側だけに、後部ドアが装備される。そのため、ヒュンダイは「3ドアクーペ」と呼ぶ。
シカゴモーターショー14でデビューを飾ったベロスター RE:FLEXエディションは、内外装を特別仕立てにした限定車。レザーシートは、黒と赤から選択可能。LEDアクセント付きのプロジェクターヘッドライトやLEDテールライト、クローム仕上げの18インチアルミホイール、クロームフードアクセントも特別に装備した。
また、人気の高い「スタイルパッケージ」を標準化。フォグランプ、ピアノブラックアクセント、出力450Wの8スピーカープレミアムオーディオ、革巻きステアリングホイール&シフトノブなどがセットされる。
搭載エンジンは、1.6リットル直列4気筒ガソリン「ガンマ」。最大出力133ps、最大トルク16.6kgmを引き出す。トランスミッションは6速デュアルクラッチの「エコシフト」。
ヒュンダイのスコット・マーガーソン商品企画ディレクターは、「集団の中で目立つことが開発テーマ」とコメント。ベロスター RE:FLEXエディションは米国で今春、3000台限定で発売される。