日産は、2014年ルマン24時間耐久レースの参戦ドライバーに、日産/プレイステーションGTアカデミーの初代勝者、ルーカス・オルドネスを起用すると発表した。
ZEOD RCは、電気モーターと、最高出力400psを発生する1.5リッター3気筒ターボエンジンを組み合わせたプロトタイプレーシングカー。2014年ルマン24時間耐久レースには、革新的な技術を披露するマシンに与えられる特別エントリー枠「ガレージ56」からの参戦が決まっている。
オルドネスは、ルマン24時間でこれまでにLMP2クラスで2度の表彰台を獲得しているほか、ZEOD RCの開発テストドライバーを務めている。
ZEOD RCはルマンでは、燃料タンクを使用しての走行に加え、さらに電力のみでの走行で一周を走り切る。今回の開発プロジェクトは、日産が2015年に目指しているルマン24時間及びFIA世界耐久選手権(WEC)でのLMP1クラス参戦計画の一環となっている。